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口頭

NMRによるCeCoIn$$_5$$の磁場誘起量子臨界挙動

酒井 宏典; Brown, S. E.*; Baek, S.-H.*; Ronning, F.*; Bauer, E. D.*; Thompson, J. D.*

no journal, , 

重い電子系超伝導体CeCoIn$$_5$$では外部磁場を$$c$$軸にかけたときに、非フェルミ液体的挙動が$$H_{c2}(0)=50$$kOe以上の極低温で観測され、非フェルミ液体-フェルミ液体とのクロスオーバー温度が$$H_{c2}(0)$$近傍で0Kになるように見えることが、比熱測定,電気抵抗測定,熱膨張測定などから指摘されている。今回、NMR測定をc軸方向の外部磁場下、極低温で行った。その結果について、議論を行う。

口頭

ウラン系化合物の圧力誘起相転移の研究

立岩 尚之

no journal, , 

本公募研究の対象であるウラン系超伝導物質URu$$_2$$Si$$_2$$, UBe$$_{13}$$の圧力誘起相転移に関する研究結果/計画を報告する。URu$$_2$$Si$$_2$$は高圧下で隠れた秩序相から反強磁性へと一次転移する。隠れた秩序相の異常な電子輸送特性と超伝導の相関について議論する。UBe$$_{13}$$については研究計画を述べる。また、アクチノイド物質開発研究グループの高圧実験装置について紹介する。

口頭

Ce$$_x$$La$$_{1-x}$$Ru$$_2$$Si$$_2$$のCe希薄濃度でのf電子の状態

松本 裕司

no journal, , 

Ce$$_x$$La$$_{1-x}$$Ru$$_2$$Si$$_2$$混晶系の、dHvA効果測定を行いその電子状態の研究を行った。特に、Ceの希薄領域においてLaRu$$_2$$Si$$_2$$で観測されたすべてのフェルミ面からの信号の観測に成功しフェルミ面のCe濃度に対する変化の研究を行い、f電子はCeの希薄領域からフェルミ面の形成に寄与していていることを明らかにした。今回新たに、f電子が温度により高温で局在していたものが低温で遍歴にクロスオーバーする変化を、dHvA効果により初めてとらえたのでその結果を報告する。

口頭

立方晶$$Gamma_8$$基底SmX$$_3$$(X=In,Sn,Pb)の秩序相の微視的研究

伊藤 孝; 髭本 亘; 二宮 和彦; 菅井 孝志*; 芳賀 芳範; 鈴木 博之*

no journal, , 

AuCu$$_3$$構造を持つ一連のサマリウム化合物SmX$$_3$$(X=In,Sn,Pb)は低温において多様な秩序を示す。磁化,比熱、及び弾性定数の振る舞いから、結晶場基底はいずれも$$Gamma_8$$四重項であると考えられており、高次多極子の関与が示唆される。しかしながら微視的な情報の欠如により、秩序変数や磁気構造等の詳細は明らかにされていない。われわれはSmX$$_3$$(X=In,Sn,Pb)の秩序相の性質を微視的な観点から明らかにするために、J-PARC MUSE及びPSIにおいて$$mu$$SR法による研究を行い、次の知見を得た。(1)SmIn$$_3$$:逐次相転移の原因として四極子から磁気双極子への主要秩序変数の切り替わりが示唆されていたが、実際はいずれも磁気多極子による秩序である。非整合秩序構造から整合秩序構造へのロックイン転移が示唆される。(2)SmSn$$_3$$:逐次相転移はすべて磁気多極子の秩序によるものであり、他の実験により提案されていた四極子を主要秩序変数とする秩序相は存在しない。(3)SmPb$$_3$$:一次相転移の原因は長周期の変調を伴う整合反強磁性磁気秩序である。

口頭

重い電子系超伝導体NpPd$$_5$$Al$$_2$$における$$^{237}$$Npの核磁気緩和率

中堂 博之; 徳永 陽; 神戸 振作; 酒井 宏典; 青木 大*; 本間 佳哉*; 芳賀 芳範; 松田 達磨; 大貫 惇睦; 安岡 弘志; et al.

no journal, , 

$$^{27}$$Al nuclear spin-lattice relaxation rate 1/$$^{27}T_1$$ has been measured in heavy fermion superconductor NpPd$$_5$$Al$$_2$$ for a wide range of external fields between 0.7 and 11 T. We found that 1/$$^{27}T_1$$ exhibits a strong, field-dependent behavior at low fields below $$Hsim 3$$ T, which is attributed to unlike-spin cross relaxation between $$^{237}$$Np and $$^{27}$$Al. An analysis based on the cross relaxation process allows us to make the first quantitative estimates of the Np nuclear relaxation rate 1/$$^{237}tau$$ in an itinerant 5$$f$$ electron system. The estimated values of 1/$$^{237}tausim6 times 10^{7}$$ s$$^{-1}$$, with a weak temperature variation, are below the resolution of NMR relaxation times, indicating that a direct observation of the $$^{237}$$Np NMR signal would be very difficult, at least in the paramagnetic state. It is proposed that a direct observation of $$^{237}$$Np NMR might be possible in the superconducting state at $$Tsim 1$$ K.

口頭

CeRu$$_{2}$$Al$$_{10}$$のRh置換効果

小林 理気; 川村 幸裕*; 平井 大士*; 西岡 孝*; 加藤 治一*; 松村 政博*; 松林 和幸*; 上床 美也*; 金子 耕士

no journal, , 

今日まで典型的な近藤半導体は「近藤一重項」と呼ばれる非磁性基底状態を形成するために磁気秩序は示さないと考えられてきた。しかしながら最近発見された近藤半導体化合物であるCeRu$$_{2}$$Al$$_{10}$$(斜方晶YbFe$$_{2}$$Al$$_{10}$$型)は$$T_{0}$$$$sim$$27Kという比較的高い温度において相転移を示すことがマクロ測定によって指摘された。今回われわれはCeRu$$_{2}$$Al$$_{10}$$の中性子散乱実験からこの相転移が反強磁性転移であることを明らかにし、またこの高い磁気転移温度の起源を明らかにするためにCeRu$$_{2}$$Al$$_{10}$$のRh置換系試料を育成してそのマクロ測定を行った。

口頭

軟X線角度分解光電子分光によるYbRh$$_2$$Si$$_2$$の価電子帯構造

保井 晃; 藤森 伸一; 川崎 郁斗; 岡根 哲夫; 竹田 幸治; 斎藤 祐児; Lapertot, G.*; Knebel, G.*; 松田 達磨; 芳賀 芳範; et al.

no journal, , 

YbRh$$_2$$Si$$_2$$は量子臨界点(QCP)に近い物質として近年注目を集めており、わずかな外場により量子臨界点を跨ぐことができる。これまで、QCP及びその近傍の物性を理解するために多くの電子構造研究がなされてきたが、未だバルクの電子構造の十分な理解には至っていない。YbRh$$_2$$Si$$_2$$の電子構造を正確に記述できる理論モデルを確立するためにも実験的にYb4$$f$$バンドを含む価電子帯構造を観測することが必要不可欠である。われわれはYbRh$$_2$$Si$$_2$$のバルクの価電子帯構造を得るために軟X線角度分解光電子分光実験を行った。得られた価電子帯構造はLuRh$$_2$$Si$$_2$$の局所密度近似をもとにした計算結果とよく似ていた。一方で、Yb 4$$f$$バンドがフェルミエネルギー付近に観測された。

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